ソニーモバイル、同社初の5G対応スマートフォン「Xperia 1 II」発表

2020年2月26日 09:24

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記事提供元:スラド

 headless曰く、

 ソニーモバイルコミュニケーションズは24日、同社のXperiaシリーズで初めて5Gに対応するフラッグシップスマートフォン「Xperia 1 II(エクスペリア ワン マークツー)」を発表した(ニュースリリース1ニュースリリース2英語版ニュースリリース製品情報)。

 Xperia 1 IIは現行モデルXperia 1と同じく6.5インチ4K(1644×3840、21:9)でOLEDのCinemaWideディスプレイを搭載し、バッテリー容量を4,000mAhに増加させつつ、本体サイズはXperia 1よりもわずかに小さい166×72×7.9mm。ただし、重量は3g増えて181gとなっている。

 リアカメラはXperia 1と同じ12メガピクセルのトリプルレンズ構成(標準/望遠/超広角)だが、レンズはZEISS製となり、3D iToFセンサーも追加されている。標準カメラに加えて超広角カメラにもExmor RS for mobileセンサーを採用し、センサーサイズも大判化。望遠カメラのセンサーサイズは変更されていないが、焦点距離が70mmとなり、3倍光学ズームに対応する。同社のデジタル一眼カメラαで培った技術により、AF/AE追従最高20コマ/秒の高速連写が可能とのこと。

 このほかの主なスペックはプロセッサーがSnapdragon 8655G Mobile Platform、OSがAndroid 10、RAM 8GB、内蔵ストレージ256GB、最大1TBのmiicroSDXCをサポートする。また、Xperia 1に搭載されていなかった3.5mmオーディオジャックを搭載し、ワイヤレス充電Qiに対応する。5G対応バンドはn1/n3/n28/n77/n78。2G/3G/4Gの対応バンドはXperia 1と同じだが、4GではLTE 6CA/2CAに対応する。

 また、ミッドレンジのXperia 10 II同時に発表されている。こちらはOLEDディスプレイを採用し、リアカメラのトリプルレンズ化と標準カメラでのExmor RS for mobileセンサー採用、防塵防水対応(IP65/68) など、現行のXperia 10から大幅にスペックが向上している。バッテリー容量がXperia 10よりも25%以上大きい3,600mAhとなった一方、重量は9g軽い151g。本体サイズは157mm×69mm×8.2mmで、縦横それぞれ1mm大きくなっているが、厚みは0.2mm減少している。プロセッサーはSnapdragon 665 Mobile Platform、OSはAndroid 10で、5Gには対応しない。Xperia 1 II・Xperia 10 IIともに、国内発売は春以降とのこと。

 なお、国内発表はされていないが、20日にはエントリーモデルのXperia L4発表された。Xperia L4も21:9のHD液晶ディスプレイ(1680×720)を搭載し、リアカメラはトリプルカメラ構成(標準/超広角/深度)となっており、Xperiaの最新モデルすべてが21:9のディスプレイとトリプルカメラを搭載することになる。こちらのプロセッサーはMediatek MT6762、OSはAndroid 9 Pieとなっている。

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