Google、ゲームのストリーミング配信サービス「Stadia」を開始

2019年11月21日 22:55

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記事提供元:スラド

 Googleがゲームのストリーミング配信サービス「Stadia」を米国など14か国で開始した(ITmediaGAME WatchGame*Spark)。日本はサービスの対象外。

 まずは事前販売されていた129ドルの「Stadia Founder's Edition」の購入者のみがプレイ可能。すでに海外のメディアがレビュー記事を掲載しているが、WIREDではコストが低くコントローラも快適としつつ、現時点では実装されている機能が限定されている点、ラグがあり特に格闘ゲームやシューティングゲームで目立つ点、ゲームを所有できない点、Googleは実験的プロジェクトを比較的早期に打ち切る傾向がある点などを欠点として挙げている。

 また、The Vergeでは「実際に動作する」「競合サービスと比べて映像がよりクリア」「PCとスマートフォンでシームレスにサービスを利用できる」点を評価しつつ、「4Kは4Kのように見えない」「Chromeブラウザからアクセスして利用する場合映像の再現性が低い」「LTE経由で利用できない」点を欠点としており、「まだベータ版」と評している。

 guardianの記事でも映像やラグについて指摘されているほか、サービス開始時に提供されるゲームのラインアップが乏しい点も欠点とされている。

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