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製氷潜水艦で北極圏に氷山をリリースするというアイデア
記事提供元:スラド
Anonymous Coward曰く、
地球温暖化の影響で、北極の氷河が融解しつつあることが報じられている。氷河の融解は北極圏の生態系に大きな影響を与えると考えられているが、製氷装置を備えた潜水艦を使って人為的に北極海に氷山を作るというアイデアが考案された。
この氷山製造潜水艦は、海中に沈むことで内部の水槽に海水を集め、そこから塩分を抜いた上で凍結させ、その後その氷を海に放出するという仕組みを備える。水槽のサイズは2,027立方メートル(202万7千リットル)で、これら潜水艦で艦隊を組むことで、氷河を作り出せるという。
一方で氷を作り出す際に必要なエネルギーを賄うために温室効果ガスの排出量が増える懸念や、どのようにその電力を供給するのか、といった点については説明されていないようだ。考案者も、このアイデアは気候変動を抑えたりや温室効果ガスの排出量を削減するものではなく、北極圏の生態系を守るためのものだと説明している(MACH、ナゾロジー、Slashdot)。
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