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Debian 10「buster」リリース
7月6日、Linuxディストリビューション「Debian」の最新メジャーリリース版となる「Debian 10」(コードネーム「buster」)がリリースされた(Debian projectの発表、OSDN Magazine、Slashdot)。
新たにGNOMEデスクトップ環境においてWaylandがデフォルトのディスプレイサーバーとなった。また、異なる環境においても同じバイナリをビルドできることを保証する「Reproducible Builds」についても、91%のソースパッケージがこれをサポートしたという。
そのほかセキュリティフレームワーク「AppArmor」のデフォルト導入や「nftables」によるネットワークフィルタのデフォルト化、UEFIサポートの強化などが行われている。また、提供されるソフトウェアパッケージのアップデートも行われており、OpenJDK 11.0やNodejs 10.15.2、Bash 5.0などが利用可能になった(It's FOSS)。
Python 2については現時点ではサポートされるが、2020年1月のサポート終了後にDebian 10の将来のポイントリリースでPython 2関連のパッケージが削除される可能性があるようだ。
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