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日本将棋連盟、棋譜の記録にAI導入へ
記事提供元:スラド
日本将棋連盟が、カメラで将棋盤を撮影してその映像から棋譜を作成するシステムを導入する。まずは来月より試験的に導入され、来年4月より本格導入されるという(NHK、日刊工業新聞、毎日新聞)。
このシステムはリコーが開発するもので、AI(人工知能)技術を使って映像から駒の動きを認識する。1手にかかる時間も同時に記録できるそうだ。リコーはバックギャモン向けの記録システムを開発しており、その技術を将棋に応用したという。
背景には、棋譜の記録係が不足している状況がある。日本将棋連盟では年間3000以上の対局が行われており、対局数は増加傾向にあるが、棋譜の記録はプロ棋士を目指す奨励会員が行うことが多く、近年は平日に高校や大学に通っている奨励会員が増えていることから記録係の人手が不足している状況だという。
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