関連記事
カードゲーム「UNO」公式Twitter、「ドローカードの重ね出しは不可」と宣言
(c) 123rf[写真拡大]
カードゲーム「UNO」の公式ツイッターが、「ドローカード」(ドロー2、ワイルドドロー4)を手前のプレイヤーが出した時にそれらのカードを重ね出しすることはできない、という趣旨のツイートを行って波紋を呼んでいる。
UNOはもともと、トランプの「クレイジーエイト」をベースに改良されて生まれたと言われており、1971年にアメリカで考案され、1979年に専用のカードが大々的に売り出されて世界中に広まった。現在までに、世界80カ国、1億5,000万個以上が販売されたと言われており、現在はマテル社が権利を保有、日本ではマテル・インターナショナルから発売されている。
簡単に要点だけ説明すると、手札を減らして行って最初に0枚にした者が勝ちというのが基本ルールである。ドロー2、ワイルドドロー4は次の手番のプレイヤーにカードを引かせることで上がりを妨害する効果を持つカードだ。だが、手軽なゲームであるということもあって種々雑多なローカルルールが存在している。
競技として行われる場合もあり、例えば日本UNO協会が公式ルールとして出しているルールによれば、ワイルドドロー4によるドロー4(4枚引き)の回避は公式に認められることになっているようである。
問題のツイートは5月5日に行われた。「誰かが+4カードを置いた場合、あなたは4枚カードを引き、ターンをスキップされなければならない。+2を置いて次のプレイヤーに6枚を引かせることはできない。それが試みられていることは把握しているが」という内容である。
よくあるケースでは、あるプレイヤーが「ドロー2」を出した場合、次のプレイヤーも「ドロー2」を出し、その次のプレイヤーに「4枚」のカードを引かせるなどといったパターンだろうが、これが今回のツイートによれば、認められないという意味だ。
当該のルールはUNOのゲーム性においてはかなり重要な意味を持つので、これを順守するか、あるいはローカルルールによって回避するかでかなりゲーム性は変わってくると言えるだろう。有名なゲームであるだけに、波紋が生じそうだ。(記事:藤沢文太・記事一覧を見る)
スポンサードリンク