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2019年の「新規開業」に注目、SMBC日興証券(花田浩菜)
*11:45JST 2019年の「新規開業」に注目、SMBC日興証券(花田浩菜)
こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。
1/9付の「DailyOutlook」では、新規開業について考察しているのでご紹介します。
まず同レポートでは、『2月期決算企業の9-11月期決算発表が終盤を迎えているが、小売りなど総じて振るわない結果に留まっている』と伝えています。
続けて、1月下旬からは3月期決算企業の10-12月期決算発表がスタートすることを挙げ、『まだ間があることに加え、市場の目線は2018年度から2019年度にシフトしつつあると考えられ、大きなプラス材料とはなりにくい。一方、雇用統計の発表を受けたパウエルFRB(連邦準備制度理事会)議長の発言から、米金融政策への過度な引き締めに対する警戒感が和らぎ、中国では預金準備率が引き下げられ景気支援に対する期待が高まっている。北京における米中両政府の次官級貿易協議は7~8日の予定が本日も延長して行われる模様。日本株は暫くマクロ動向を窺いながらの展開だろう』と分析しています。
さらに、『2019年度の企業業績に対するプラス材料として、「新規開業」に注目したい。新しく開業される施設に人が集まり、お金が動く。景気や企業業績にもプラスとなることが期待され、通年の手掛かり材料として押さえておきたい。関連企業では小売、鉄道、不動産などが挙げられる。2017年4月、銀座に「GINZASIX」を開業したJフロント(3086)の2018年2月期業績に開業効果が貢献したことは記憶に新しい。個別では、「無印良品」ブランドのレストランやホテルを併設した商業施設を銀座にオープンする良品計画に注目したい』とまとめています。
最後にレポートでは、『2019年に開業予定の主な施設等』を紹介しています。詳しくは1/9付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。
また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。
花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。
フィスコリサーチレポーター花田浩菜《ST》
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