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海外ホテル予約サイト、在庫のない部屋を販売か
海外の大手ホテル予約サイト「Trip.com」に対し、満室のはずのホテルの予約を受け付けているという疑惑が出ている(Traicy)。
ほかの予約サイトでは「満室」となって予約を付け付けていない日についてもこの予約サイトでは「在庫あり」として高額で予約を受け付けているほか、本来そのホテルは休館日で営業していないはずの日についても予約を受け付けていたという。さらに、本来存在しないプラン内容や写真が掲載されていたケースもあるという。
このように、本来存在しない在庫を詐欺的に予約販売をする理由として、顧客理由によるキャンセルの際に請求されるキャンセル料を集めるためではないかとしている。
また、このサイトでは実際の予約を行っていないにも関わらず、顧客からは予約が行われたように見えるという問題もある。そのため、直前や当日になってホテル側が勝手にキャンセルしたかのように思われてしまうという風評被害も発生しているようだ。
そのため、怪しい条件で予約を受け付けている海外宿泊予約サイトで予約を行っていた場合には必ずホテルに直接確認を行うこと、もし実際に予約がされていなかった場合、キャンセル料が請求される「自己都合キャンセル」ではなく別の解決法を探す、といった注意喚起がされている。
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