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貿易問題などを巡る米中の対立は解消されるか?
記事提供元:フィスコ
*16:00JST 貿易問題などを巡る米中の対立は解消されるか?
報道によると、トランプ米大統領と中国の習近平国家主席は1日、新たな関税を一時的に見送ると約束し、貿易問題などを巡って二国間の対立が深まることを避けることで合意した。米国は、中国製品2000億ドル相当への関税率を10%で据え置く。来年1月1日から25%の関税率が適用されることになっていたが、関税率の引き上げは先送りされる。
ホワイトハウスは、「構造改革に関して90日後に進展がなければ、米国が関税率を25%に引き上げる」、「中国は米国からの農産品の購入をただちに開始し、多額の米国製品を購入する」と発表している。中国外相も「米中両国は全ての関税撤回に関して協議を強化する」との見方を示していることから、米国の貿易収支は改善に向かうことが予想される。貿易収支の改善は米経済成長にも寄与することになると予想されるが、外為や債券市場の反応が注目される。《MK》
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