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米中首脳会談通過で、視線は米金融政策へ、SMBC日興証券(花田浩菜)
*11:30JST 米中首脳会談通過で、視線は米金融政策へ、SMBC日興証券(花田浩菜)
こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。
12/3付の「DailyOutlook」では、米金融政策について考察しているのでご紹介します。
まず同レポートでは、『12月1日に開催された米中首脳会談では、年明けに予定されていた対中制裁関税の税率引き上げ(10%から25%へ)に対して90日間の猶予を設けることで合意。同期間中は協議を続けることとなった。今回の会談によって、両国に交渉余地が生まれたことで、株式市場には一旦安心感が広がると考えられる』と伝えています。
続けて、米中首脳会談を通過したことで、株式市場の視線は米金融政策に集まるだろうとの見通しを示し、『28日のパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長による講演では政策金利が中立とされるレンジを「わずかに下回る」水準にあるとの見解が示され、利上げの打ち止めが近いとの思惑から株式市場はポジティブに反応。米金融政策に対して市場が神経質となる中、今週は米雇用統計など注目指標が相次いで発表される。現下では、好景気を示すよりも弱含んだ経済指標の方が金利の先高観に歯止めがかかるとの思惑から、株式市場では好感して受け止められるだろう』と分析しています。
さらに、『新日鉄住(5401)による日新製鋼(5413)の完全子会社化に伴い、近いうちに日経平均の臨時入替が発表される見込みである。12月25日引け後に日経平均の補充が実施されると考えられるため、パッシブファンドのリバランスは同日引けに行われる予定。弊社では、洋ゴム(5105)の補充を見込んでおり、買いインパクトは25日平均出来高の14.3日分と推定される』とまとめています。
最後にレポートでは、『今週の主なスケジュール』を紹介しています。詳しくは12/3付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。
また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。
花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。
フィスコリサーチレポーター花田浩菜《ST》
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