匿名サイトnetgeekに対し集団訴訟の動き

2018年11月20日 22:16

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward曰く、 匿名で運営されており、フェイクニュースやデマの発信源などとも言われているサイト「netgeek」に対し、集団訴訟が起こされるようだ(【拡散】netgeekの運営会社情報大公開と、被害者集団訴訟のお知らせ)。

 Buzzfeedの記者が運営者と思われる人物を取材依頼のために訪ね、応対した父親に名刺を渡して引き上げたところ、「netgeekの運営者情報を暴露しようとするBuzzfeedに抗議します」という記事を掲載してBuzzfeedの記者の名刺を出したことから身元が確認されることとなった。(Buzzfeed

 また、ITコンサルタントの永江一石氏がnetgeekのデマによる名誉毀損・営業妨害被害を受けたため、netgeekを訴えるためにブログで賞金を出して運営者に関する情報提供を呼びかけたところ、わずか1時間ほどで必要な情報は得られたとのこと。Buzzfeedは永江氏の動きを取材していたものと思われる。

 なお、Buzzfeedは運営者情報を非公表にしているが、永江氏はnetgeek運営者の情報や公開情報である登記簿も公表している。

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