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SimilarWebの推測トラフィックと実際のトラフィックはかなり異なる
指定したWebサイトの訪問者数といったトラフィック情報を分析するサービスの1つにSimilarWebがある。SimilarWebはSEO担当者やマーケティング担当者などから重宝されているようで、最近では海賊版サイトへのブロッキングを肯定するためのデータとしてSimilarWebで調べた数値を根拠として計算されたと思われる「被害額」が公開され話題となったが、このSimilarWebで表示される「訪問数」などの数値はあてにならないという話がSEO技術に詳しい辻正浩氏のブログでまとめられている。
記事では日本ABC協会が公開している出版社系のWebサイトのユニークユーザーやPVなどのデータとSimilarWebのデータを比較しているのだが、その結果SimilarWebのデータはABC協会が公開していたデータ比べて大きくブレがあったという。
SimilarWebがどのようにしてトラフィックを推測しているのかは不明だが、その情報収集元の1つとしてWebブラウザの拡張機能による閲覧履歴を収集があると言われている。そのため実データと値が異なる可能性は高いと以前から指摘されており、今回の記事でも以下のように述べられている。
アクセス数が急上昇した非常に多くのPV数を持つ漫画サイト、かつ低年齢層や遵法意識が低い人が多く見るなど偏りがあるサイトがありましたら、そのデータの信頼性は低いのではないでしょうか?
ちなみにスラドの情報もSimilarWebで確認できるが、Google Analyticsで収集しているデータと比較してやはり数値に大きな違いがある。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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