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恐怖を感じた際に報酬で恐怖が和らぐという研究結果
記事提供元:スラド
国際電気通信基礎技術研究所(ATR)らの研究グループが、脳が恐怖を感じた際に報酬を与えることで恐怖の記憶を和らげることができるという研究結果を発表した(日経新聞、ATRの発表、PNAS掲載論文)。
今回の研究では、人工知能を使って被験者の脳活動を分析し、恐怖を感じたという活動パターンを確認した際に報酬(1日最大3,000円)を与えた。その結果、報酬によるプラスの感情が恐怖と結びつけられ、恐怖を感じるものが知覚された際の恐怖や不快感が減少したという。
特定の脳活動に対し報酬を与えることで知覚を操作できるという研究は過去にも行われている(特定の脳活動に対し報酬を与えることで、知覚した物事に対する「確信度」を操作できるという研究結果)。
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