ニコニコ動画などの生放送に特化した「MiNi STUDIO CREATOR」発売

2018年2月23日 07:57

印刷

「MiNiSTUDIO CREATOR US-42-SP」(画像: ティアックの発表資料より)

「MiNiSTUDIO CREATOR US-42-SP」(画像: ティアックの発表資料より)[写真拡大]

  • 「MiNiSTUDIO PERSONAL US-32-SP」
  • 付属のベッドホンとコンデンサーマイク。

 ティアックは21日、動画配信サイトでの生放送用のオーディオインターフェースとして人気の「MiNi STUDIO」を特別パッケージにした「MiNiSTUDIO PERSONAL(US-32-SP)」と「MiNiSTUDIO CREATOR(US-42-SP)」を発表した。

【こちらも】ニコ動、「ネットユーザーが本気で選ぶ!2017 年アニメ大賞」発表

 同機種は、ドワンゴが運営する「ニコニコ生放送」とティアックによる共同製作で生まれた録音用インターフェースだ。タスカム(TASCAM)名義で発売され、販売時期は2月後半となっている。「MiNiSTUDIO PERSONAL」、「MiNiSTUDIO CREATOR」共に価格はオープンプライスだ。

●MiNi STUDIOのスペシャル版

 MiNi STUDIOは、ニコニコ動画など動画配信サイトでのインターネット配信に対応したパソコン用オーディオインターフェースだ。今回発表されたのは、ベッドホンとコンデンサーマイクが付属しているスペシャル版となっている。

 同機種は、生放送モードと制作モードを搭載しており、インターネット生放送のみならず通常の動画作成にも使用できる。対応パソコンは、Windows10・8・7、Mac OS X 10.12・10.11・10.10・10.9に接続ができる。また、iOS機器にも対応しiOS 10・9・8・7でも利用可能だ。

●MiNi STUDIOスペシャル版のスペック

 MiNi STUDIO PERSONAL、CREATOR共に最大24ビット/96キロヘルツの高音質で音声処理ができる。ドライバーは、WindowsパソコンはASIO2.0、MacパソコンはCore Audio、iOS機器はCore Audio for iPhoneに対応している。

 トップパネルのマイク入力インタピーダンスは2.4キロオーム、フロントパネルのマイク入力インタピーダンスは5キロオーム超えとなっている。内臓マイクは無指向性のコンデンサーマイクだ。

●プロフェッショナルのタスカム

 今回、MiNi STUDIOの製造をおこなったティアックはオーディオ機器などを販売するメーカーだ。タスカム名義でプロフェッショナル向けの製品も取り扱っており、録音機器などがプロの現場でも利用されている。

関連キーワード

関連記事