ローランド、スマホアプリやハイレゾ対応のオーディオレコーダー発売

2018年1月12日 09:42

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「R-07」(画像: ローランドの発表資料より)

「R-07」(画像: ローランドの発表資料より)[写真拡大]

  • 「R-07」
  • 「R-07」
  • カラーは3色。
  • カラーは3色。

 ローランドは、スマートフォンアプリとハイレゾ音源に対応したオーディオレコーダー「R-07」を3月に販売開始すると発表した。

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 「R-07」は、専用アプリをインストールしたスマートフォンとBluetoothで接続することにより簡単に遠隔操作ができるようになっている。また、24ビット、96キロヘルツを最大とするハイレゾ音質に対応し気軽にレコーディングが可能だ。価格はオープンとなっている。

●スマホアプリ対応のオーディオレコーダー

 R-07は、本体から距離があってもBluetoothを搭載したスマートフォンで遠隔操作ができる。無料でダウンロードできる「R-07 Remote」というアプリをインストールしておけば、スマートフォンがリモコンがわりとなる。

 レコーディングの音量調整やスタートとストップ、設定等を遠隔操作できる。また、同アプリを利用すれば、R-07で録音した音源を離れた場所から視聴することも可能だ。

●ハイレゾ録音が可能な「Ar-07」の機能

 R-07は、ハイレゾ音源に対応している。「WAV」形式の音楽ファイルを利用すれば最大で24ビット、96キロヘルツという高音質で録音ができる。また、楽器や歌の録音をする際に便利なメトロノームとチューナーを搭載。重量は150グラムと軽く、乾電池で最大15時間のレコーディングが可能だ。

 録音シーンを選択できる機能も搭載しており、「会議」、「楽器」、「音楽長時間」等がプリセットで内蔵されている。シーンを選ぶと、パラメータ等が自動で調整される。

●ローランドとは?

 今回R-07を発表したローランドは、電子楽器や音楽機材で有名な企業だ。1972年4月に大阪で設立され、楽器の製造で有名な静岡県浜松市に本社を置いている。

 取り扱う製品としては、電子ドラムやシンセサイザーなどの電子楽器を筆頭に、エフェクターやアンプ等のギターに関連する電子楽器、電子ピアノや鍵盤楽器なども製造している。

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