音声操作できる子ども向けケータイ「mamorino4」、KDDIより発売

2018年1月10日 06:51

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キッズ向けケータイ「mamorino4」(画像: ZTEジャパンの発表資料より)

キッズ向けケータイ「mamorino4」(画像: ZTEジャパンの発表資料より)[写真拡大]

  • 使用イメージ。
  • 「mamorino4」

 ZTEジャパンは9日、音声操作と画面タッチを実現した子ども向け携帯電話「mamorino4」を2月上旬に発売すると発表した。事前に設定した相手とのみ連絡が可能で、Webサイトの閲覧はできない。セコムとの連携や防犯ブザー・ライト搭載のほか、耐水・防塵・耐衝撃対応だ。発売元はKDDIとなり、auの携帯電話として使用できる。

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■音声操作を実現 タッチパネルで画面操作も

 「mamorino4」の大きな特長は、近年の音声アシストにインスパイアされた「音声操作補助機能」だ。事前設定された言葉を話すことで、電話応対やメッセージ画面などの起動を行う。

 ディスプレイは約2.8インチ。ホーム画面には電池の残量と時刻を表示。事前設定した相手との連絡も、ホーム画面からワンタッチで行える。カメラは使用できない。

■防犯ブザーなど充実した見守り機能 ココセコム使用可

 防犯ブザーを鳴らした場合、音声発信と現在地特定のメール送信が同時に実行される。さらに、セコムと契約することでココセコムの「通報サービス」も利用可能だ。auの「安心ナビ」に加入すれば、保護者の携帯電話から子どもの居場所と移動経路も確認できる。

 ココセコムの「通報サービス」は、セコムの緊急対処員が子どもに連絡。緊急連絡先へただちに連絡してくれる。基本料金は月額200円から。auの「安心ナビ」情報料は月額300円だが、「auスマートパス」会員は無料で利用できる。

■運動や勉強に役立つ便利機能

 電話やメッセージを除いた、子ども向けの便利機能も持つ。歩数計、タイマー・ストップウォッチ、ライト、録音、ボイスチェンジの5つからなる。ボイスチェンジは、端末に話しかけてオウム返しを楽しむ機能だ。ライトは暗い場所での歩行に役立っており、点灯・点滅を行える。

 歩数計はゲーム感覚で楽しめるもので、目標に達成すると画面上でメダルを入手できる。タイマー・ストップウォッチは運動だけでなく、勉強でも役立つ。録音機能はボイスメモの代わりにもなる。

■大人でも持ちやすく、耐水・防塵・耐衝撃に対応

 mamorino4は低学年(小学生)の手のひらだけでなく、保護者の操作時も想定して作られている。サイズは小さすぎず、デザインは丸みを帯びているため持ちやすい。IPX7の耐水、IP5Xの防塵、耐衝撃にも対応。手軽に充電したい場合は、別売りの「充電用卓上ホルダ」もおすすめだ。(記事:さくらい・記事一覧を見る

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