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富士通、AIアシスタント搭載のデスクトップPC発売 声やチャットで操作可能
富士通は26日、「FMVシリーズ」の新製品、個人向けデスクトップパソコン「ESPRIMO FHシリーズ」2機種を2018年1月18日より発売すると発表した。AIアシスタント「ふくまろ」を搭載しており、音声やチャットによる操作が可能だ。
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ふくまろは富士通クライアントコンピューティング独自の音声解析技術を用いたAIアシスタントで、コンセプトは暮らしと笑顔をアシストする新しい家族。主な機能はパソコン内コンテンツの再生、家電の操作、カメラを利用した留守番、日常会話といったコミュニケーションの4つ。
パソコンに向かってひと声かければ、ふくまろが保存された音楽や動画などのコンテンツ、また録画した番組を再生したり、写真を表示してくれる。同様に家電の操作も可能だ。別売りのIRコマンダーが必要になるが、それをパソコンにつなげて声をかければ、照明やテレビ、エアコンなどを動かせる。
加えて、家電の操作は外出先からでもできる。スマホにSkypeがインストールされていれば、そのチャット機能を使用して家の外からでもエアコンなどの操作が可能。部屋の温度も教えてくれる。
さらにふくまろは留守番役をも務められる。パソコンがある場所に何か異変があったとき、例えば子どもが帰宅してきたときなど、その写真を撮影して登録されたスマホに送付してくれるので、外出が多く家のことが気掛かりな保護者にとっては安心の機能だ。
また、挨拶や日常的なコミュニケーションがとれる点もふくまろの特色。明日の天気が気になった際など、ふくまろに聞いてみるとしっかり回答してくれる。生活を補助するAIであり、同時に新しい家族と表現できる存在だといえる。
なお、今回発売されるESPRIMO FHシリーズの2機種は、27型の大画面液晶と高音質スピーカーを搭載する「ESPRIMO FH90/B3」と、美しいデザインが魅力的な「ESPRIMO FH52/B3」。それぞれ入力操作の快適性を考慮したキーボードやスタイリッシュなマウスが採用された、高性能パソコンだ。
富士通ショッピングサイト「WEB MART」では、利用希望者の用途に合わせてハードディスクやメモリなどを変更したカスタムメイドモデルも用意。12月26日より、順次販売される。(記事:小椋恒示・記事一覧を見る)
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