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NEC、新しいベクトル型コンピュータ「SX-Aurora TSUBASA」発表
あるAnonymous Coward 曰く、 NECが新プラットフォーム「SX-Aurora TSUBASA」を発表しました(日経ITpro)。
名前からすると地球シミュレータからの流れが続くベクトル型スパコンSXの新型機であるかのような印象を受けますが、その実態はベクトルプロセッサを搭載した演算カード(ベクトルエンジン、VE)をx86サーバーに接続するという構成になっています。
以前からスカラー型スパコンに取り付けるアクセラレータのような形でベクトル機は生き残るのだろうと思っていましたが、その予測はあながち間違いではなかったようです
演算カードに搭載されるベクトルプロセッサでは倍精度浮動小数点演算性能が307GFLOPSのコアを8コア搭載する。また、HZBM2メモリもカード内に搭載される。
サーバーの形状もVEを1枚搭載するタワー型、2〜8枚搭載できるラックマウント型、64枚搭載できるデータセンター向けの専用筐体型の複数が提供されるとのこと。x86プロセッサとしてはXeonを搭載、OSはRed Hat Enterprise Linux 7。最小構成価格は170万円からで、データセンター向けのものは1億2,000万円から。
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