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証券取引等監視委員会、東芝の米原発事業の巨額損失について調査検討か
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward 曰く、 東芝の米原発事業における損害の会計処理について、東芝と監査法人との間で意見の対立が解消できない状況になっていたことが報じられていた(過去記事)。争点は2015年時点で経営陣が損失を認識していたかどうかという点だが、これについて証券取引等監視委員会が調査を行う方向で検討を進めているという(産経新聞)。
問題となっているのは米原発事業関連で発生した約6500億円の損失の計上時期。本来であれば損失を認識した時期に会計上でそれを計上しなければならない。東芝は2017年3月期にこの損失を計上していたが、監視委は2016年3月期中に損失を認識していた疑いがあるとしている。
なお、9月末には監視委の一部委員がこの問題について「有価証券報告書に重要な虚偽記載がある」との内容の文書を事務局幹部に配布し、検査を促していたとも報じられていた(中日新聞)。
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