子どもを守るスマートウォッチ「WatchPhone」 SOS送信や居場所特定

2017年9月28日 22:34

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スマートウォッチ「WatchPhone」(写真:DISCOVER発表資料より)

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  • スマートウォッチ「WatchPhone」(写真:DISCOVER発表資料より)
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  • 使用イメージ(写真:DISCOVER発表資料より)

 DISCOVERは27日、同社の動画EコマースサイトDISCOVERにて、OAXIS社製の子どもを守るスマートウォッチ「WatchPhone」の販売を開始した。3Gネットワークでの音声通話やテキストメッセージを実現したほか、ワンタッチで親にSOSを送信できる。子どもにとって安全な地域を設定し、iOSやAndroid用アプリを通じて位置情報を確認することも可能だ。価格はは1万4,220円(送料込・税込)。

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■3Gによる通話・テキストメッセージ機能 SOSも送信可

 「WatchPhone」は、親子がいつでも連絡を取れることに特化している。端末に表示されたQRコードを、親のスマートフォンで読み取ればペアリング完了だ。320×320ピクセルのタッチスクリーンが、情報をわかりやすく表示してくれる。

 音声通話やテキストメッセージは、3Gネットワーク(Biglobe LTE)を用いて行われる。SOSボタンを押せば、30秒間のボイスメモが親のスマートフォンに届く仕組みだ。知らない人からの着信をシャットアウトする一方で、同じ端末を持つ友人とのコミュニケーションも楽しめる。

■アプリで子どもの居場所を確認 迷子防止アラーム搭載

 内蔵のGPS機能を通して、子どもの居場所を確認できる。アプリを使用すれば、Wi-Fi経由で自動更新を行ってくれる。さらに、位置情報の履歴をアプリから確認することも可能だ。子どもと一緒に出掛ける場合、所定の範囲を超えると迷子防止のアラームが鳴る。

 さらに、子どもにとって安全なエリアも設定できる。制限を超えた場合はアラームが鳴るので、危険な場所に行くことを防げるだろう。アプリからの設定により、SOS発信以外は使用できなくする「学校モード」も搭載している。

■活動量計や防滴仕様を搭載 最大6時間まで連続使用可能

 「WatchPhone」はセキュリティだけでなく、フィットネス機能も搭載している。歩数や移動距離・カロリー消費量を表示するので、子どもがどれだけ遊んだか確認できる。スポーツクラブなどに通っている場合は、運動量を基準に目標を話し合える。

 また、IP64の防滴仕様も搭載。バッテリー容量は600mAhで、最大60時間まで使用できる。(記事:さくらい・記事一覧を見る

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