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スパコン世界ランキング17年6月版、トップは前回同様中国の神威太湖之光
スーパーコンピュータ性能ランキング「TOP500」の2017年6月版が発表された。トップは前回・前々回と同じく中国・国家超級計算無錫中心(National Supercomputing Center in Wuxi)の神威太湖之光(Sunway TaihuLight)。2位も前回と同じく中国・国家超級計算広州中心(National Super Computer Center in Guangzhou)の天河2号(Tianhe-2、MilkyWay-2)だった。また、3位には新たにスイス・National Supercomputing Centreの「Piz Daint」がランクインした。Piz Daintは前回は8位だったが、アップグレードにより順位を伸ばした。それ以外の順位変動はなく、日本勢は7位にランクインした最先端共同HPC基盤施設によるOakforest-PACSが最高順位となっている。
また、スーパーコンピュータのエネルギー効率の高さをランキング化した「GREEN500」2017年6月版も同時に発表された。トップは東京工業大学のTSUBAME3.0、2位から4位はヤフー ジャパンのkukai、産業技術総合研究所(産総研)のAIST AI Cloud、理化学研究所(理研)のRAIDEN GPU subsystemと、上位を日本勢が独占した(東工大の発表、CNET Japan)。また、トップ10にはその他にも7位、8位に日本勢がランクインしている。
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