白玉ねぎとトマトで町おこし、千葉県白子市が健康調味料を開発

2017年6月9日 16:11

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白子町げんき調味料の商品候補2品のパッケージデザイン(NTTデータ経営研究所資料より)

白子町げんき調味料の商品候補2品のパッケージデザイン(NTTデータ経営研究所資料より)[写真拡大]

 NTTデータ経営研究所は8日、千葉県白子町などと共同で、白子町の「農業・健康・食育」食の改革推進事業の1つである食育事業として、白子町産の特産品を活用した新たな健康調味料である「白子町げんき調味料」を開発したことを発表した。

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 白子町では、高齢化と人口減少が進み現在は町民の約3分の1が高齢者という状況にある。町の基幹産業である農業の育成と安定した雇用を創出すること、町民が健康な生活を維持し生きがいのもてる町づくりのための施策として「農業・健康・食育」食の改革推進事業を実施している。その中で、白子町産の特産品を活用した新たな健康調味料である「白子町げんき調味料」の開発に至った。

 特産野菜である「白子たまねぎ」「トマト」と、町内の工場で生産している「煮干し」を主要原材料とし、白子町の伝統的な調味料である「唐辛子味噌」「玉ねぎのたまり漬け」を組合せることで、さまざまな組合せの試作品を製作。白子町食育セミナーや白子町生涯学習フェスティバルでの町民試食を経て、「白子町げんき調味料」の商品候補を決定した。

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