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「Androidの父」によるスマホ「Essential Phone」が正式に発表
headless曰く、 Essentialは5月30日、スマートフォン「Essential Phone(Essential PH-1)」を正式に発表した(公式サイト、The Verge、Guardian、9to5Google)。
Essentialは「Androidの父」ことアンディ・ルービン氏が設立した会社。ルービン氏はどんどん選択肢が少なくなっていき、どんどん不要なものが押し付けられるようなテクノロジーの現状を憂慮するうち、自身もその一端を担っているとの批判に出会ったという。人々がテクノロジーと戦わざるをえない状況から、テクノロジーが生活をシンプルにする21世紀の製品を作るためにEssentialを設立したとのこと(Essentialのブログ記事)。
PH-1はSnapdragon 835(オクタコアのKyro 280 CPU+Aderno 540 GPU)にRAM 4GB、内蔵ストレージは128GB。13メガピクセル(RGB+Mono)のデュアルリアカメラ、8メガピクセルのフロントカメラを搭載する。5.71インチQHD(19:10)ディスプレイは角が丸く、ほぼ縁なしで、フロントカメラ部分が切り欠きになっている。ボディはチタン製で、セラミック製のバックパネルが組み合わせられている。OSはAndroidとのみ記載されている。
ポートはUSB-Cに加え、磁力で固定するアクセサリーポートを搭載し、専用アクセサリーとして360度カメラが用意される。ヘッドフォンジャックは搭載されていないようだ。3,040mAhの内蔵バッテリーはUSBから充電するほか、ドッキングステーションからの充電も可能だ。ボディーサイズは141.5mm×71.1mm×7.8mmで、重さは185グラム未満。価格は699ドル、360度カメラとのセットは通常価格898ドルだが、期間限定で749ドルとなっている。
また、他のデバイスを簡単に接続して使用できるというホームアシスタントデバイス「Essential Home」も発表されている。詳細なスペックは未発表だが、ユーザーのプライバシーに配慮し、クラウドへのデータ送信は可能な限り制限しているという。OSはAmbient OSという新しいOSが搭載されるとのことだ。
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