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今年最も人気のあったアプリをGoogle Playが発表
Googleは今年人気があったAndroidアプリを発表した。大流行した「ポケモンGO」、今年も悲惨な災害が起こった中で防災意識の高まりから「NHK ニュース・防災」などがノミネートされた。[写真拡大]
12月1日、Googleは今年人気があったAndroidアプリを表彰する「ベスト・オブ 2016」を発表した。この賞は毎年年末行われており、Google playでその年ダウンロード数が多かった人気アプリを「ベストトレンドアプリ部門」「ベストトレンドゲームアプリ部門」など15部門別に選定している。
ベストトレンドゲームアプリ部門ではやはり「ポケモンGO」が受賞。今年7月にリリースされて以来、社会現象とも言えるほどのブームを引き起こした。レアポケモンが出現する場所にはプレイヤーが多く集まり、宮城県では観光復興の呼び水として活用されるなど、地域経済の活性化にも繋がった。一方で車の運転中にプレイして死亡事故が起きる等の問題点も浮上し、様々な意味で話題となった。
ベストトレンドアプリ部門では「NHK ニュース・防災」が受賞。4月14日に起きた熊本地震をはじめ、台風10号の上陸や鳥取県中部地震など、今年も悲惨な災害が起こった。被災者の情報収集はもちろん、国民全体の防災意識が高まりダウンロード数が伸びたのではないかと思われる。
ベストトレンドアプリ部門には3月にリリースされた「名探偵コナン公式アプリ」も受賞。アプリ上で漫画が読めるほか、映画の情報や、今まで起きた事件について紹介するコンテンツを掲載。今や長寿漫画にもなっている名探偵コナンの人気ぶりを改めて実感させられる結果だ。
ベストデザインアプリ部門には観葉植物の写真を共有するSNS「GreenSnap」が受賞。2014年のサービス開始以降、植物に特化したSNSとして拡大。現在では1日に2000枚もの写真が共有されているという。特にサボテンなどの「多肉植物」などが人気。また植物ごとに育て方や開花時期などガーデニングに必要な情報も掲載。植物を介した新しいコミュニケーションツールとして注目されている。
ますます便利に、そして多様な方向性に発展していくスマホアプリ。来年はどのようなアプリが登場するのか、今から楽しみだ。(編集担当:久保田雄城)
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※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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