配信禁止でないゲーム動画を配信、著作権違反申し立てで停止処分に

2016年12月2日 21:24

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 PlayStation 4ではプレイ動画を動画共有サイトなどでライブ配信できる「シェア」機能が搭載されている。シェア機能ではネタバレなどを防ぐため、メーカーが録画できない場面を指定できる機能があるのだが(シェア機能については4Gamerの記事が詳しい)、録画禁止になっていないにもかかわらずプレイ動画をアップロードしたら、著作権違反とされて動画公開およびライブ配信の停止処分を受けたという話が出ている(処分を受けたユーザーの投稿1投稿2投稿3)。

 問題となったのは、先日発売されたばかりの「FINAL FANTASY XV」(FF15)。このユーザーは複数回に分けてオープニングからずっとプレイ動画を配信しており、ついにエンディングに到達したのだが、配信禁止の設定がなかったため配信が許されていると認識して配信を行っていた。ところが、配信後メーカーのスクウェア・エニックスから著作権侵害の申し立てを受け、配信停止処分を受けたという。

 これに対しこのユーザーは「メーカーが配信禁止区間を設定できるシェア機能を用いても、ペナルティを受けてしまうというのは、ユーザーとの信頼関係が失われることにならないでしょうか」と述べている。

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