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SNSでの偽ニュース拡散問題に対策「信頼性確認プラグイン」
あるAnonymous Coward 曰く、 SNSで虚偽の内容や不正確な内容を含むニュースが拡散されるという「偽ニュース問題」は米大統領選以降世間を騒がせているが、この問題への対策として、記事の信頼性を自動チェックするというツールが登場した(WIRED、Washingtonpost、Thrillist Media、Indian Express、Slashdot)。
このツールはNabanita Deさんら学生グループが開発したもので、FIBと呼ばれている。さまざまなアイデアを元にFacebook上でニュースの偽物を認証するアルゴリズムを構築したという。FIBはChromeのプラグインとして提供され、リアルタイムで記事が虚偽の内容や未検証の情報を含んでいるかどうかを確認できる。信頼性の判定には画像認識やキーワード抽出、ソースの検証とTwitterの検索などを使って判断しているようだ。
FIBのコードはオープンソースプロジェクトとして公開されている。FIBにはFacebookやGoogle、バイラル・メディアサイトUpworthyなども興味を示しているという。
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