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学生や公務員など、ゲーム無関心層含む32.8%がポケモンGOに興味
クリエイティブジャパンによる20代から60代以上750名へのアンケートでは、回答した36%が「ポケモンGO」に関心を持っており(すぐにでもやってみたい:10.9%、様子を見て面白そうならやってみたい:21.9%)、特に関心を持っているのは学生と公務員でそれぞれ全体の58.6%、45.0%が関心を示しているという結果になった。[写真拡大]
スマホゲーム「ポケモンGO」が日本でも爆発的なブームを巻き起こしている。ネット行動分析サービスを手掛けるヴァリューズの調査によれば、日本でもリリースされた7月22日からの3日間で国内インストールユーザー数が1147万にのぼったとのこと。3日間の時点で現在インストールされている写真共有アプリ「Instagram」の1247万人を既に追い越す勢いだった。
アクティブユーザー数に関しては「ポケモンGO」が963万人「twitter」の1011万人とほぼ同等、「Facebook」の1380万人にも迫っている。男女比率では男性57.9%、女性42.1%と男性ユーザー数がやや割合が高く、年代別では20代が34%と最も割合が高く、次いで30代(21%)、40代(18%)、10代(12%)、50代(10%)、60代(5%)という結果になった。
またインターネットリサーチを提供するクリエイティブジャパンによる20代から60代以上750名へのアンケートでは、回答した36%が「ポケモンGO」に関心を持っており(すぐにでもやってみたい:10.9%、様子を見て面白そうならやってみたい:21.9%)、特に関心を持っているのは学生と公務員でそれぞれ全体の58.6%、45.0%が関心を示しているという結果になった。
注目すべきは普段ゲームをしない層の21.6%が「ポケモンGO」に関心を持っており、広いユーザー層を巻き込んだブームとなっていることがうかがえる。昔のポケモンブームを知っているユーザーのほか、話題性とゲームの操作性やキャラクターのわかりやすさが功をなしていると考えられる。
米グーグルの子会社ナイアンティックが手掛ける同ゲームはAR(拡張現実)を活用した位置ゲームで、プレイの鍵を握る地図上のスポット(ポケストップ)には現実世界の名所や旧跡にマッピングされている。これは同社が2年前にGoogleマップを利用して開発したゲーム「Ingress」で使われてるポータルをそのまま活用したものだ。ユーザーは現実世界を歩き回りアイテムやポケモンを獲得していく。
いっぽうで、多くにユーザーがゲームに熱中することでの弊害も出てきている。22日夜には北海道長万部町にて、ゲームをしていた大学生がヒグマらしき動物と遭遇。23日にはJR渋谷駅近くの路上で写真を撮られたと勘違いした男性が女性の腕を掴み暴行の疑いで現行犯逮捕された。25日には大津市浜町にて、ゲームをしながら運転していた男性会社員の乗用車が信号待ちの車に追突し、3台が絡む玉突き事故に発展している。
「ポケモンGO」は多くのユーザーの現実行動に影響を与えているが、これが限定的なものだという見方もあり、空前のポケモンブームの動向を見守りたい。(編集担当:久保田雄城)
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※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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