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「アーリーアクセス版」を提供したゲームで1年半以内に正式版がリリースされたのは25%だけ
記事提供元:スラド
2015年にSteamで販売されたタイトルのうち約半分が、正式リリース前のバージョンのゲームをプレイできる「アーリーアクセス」を導入していたという。しかし、アーリーアクセスを利用したタイトルの75%が開発遅延を引き起こしているという話もあるようだ(4Gamer)。
アーリーアクセスは正式リリース前に資金を集められるほか、プレイヤーからのフィードバックを受けてゲーム内容を改善できるというメリットがある。いっぽうプレーヤー側にはいち早くゲームを体験できるほか、(それが反映されるかどうかは別として)自分の意見を開発側に伝えやすいというメリットがある。アーリーアクセスの成功例としては「Minecraft」が挙げられており、これを受けてアーリーアクセスを導入するゲームデベロッパーも増えたようだ。
だが、2013年初めから2015年末にリリースされたアーリーアクセス版ゲーム573本のうち、18ヶ月以内に製品版がリリースされたのは、たった25%だったという。プレイヤーからの評価が芳しくないために開発が中止された、という例のほか、逆にアーリーアクセス版をリリースしても話題にならなかったために開発中止、という例もあるようだ。
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