Windows Live Mail 2012、更新プログラム適用でクラッシュするなどのトラブル

2015年12月18日 18:55

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記事提供元:スラド

headless 曰く、 MicrosoftはOutlook/Live/MSN/Hotmailアカウントを使用するWindows Live Mail 2012ユーザーに対し、更新プログラム(KB3093594)の適用が必要との通知を数日前から送信していたそうだ。ところが、更新プログラムを適用したユーザーの一部からアプリがクラッシュするといった問題が報告されているという(Windows CentralNeowinInfoWorld)。

 この更新プログラムはWindows Live Mail 2012にExchange ActiveSyncのサポートを追加するもの。これまでWindows Live Mail 2012ではDeltaSyncプロトコルを使用してOutlook.comにアクセスしていたが、Outlook.com側の仕様変更によりExchange ActiveSyncのサポートが必要となるようだ。

 主な問題はカレンダーの同期に起因するものとみられ、多くの場合は同期を無効にすることで問題なく動作するようになるとのこと。Windows 8上でWindows Live Mailを互換モードで実行すれば問題が解決したとの報告もあるそうだ。MicrosoftコミュニティーではOutlook.comにWebブラウザーでログインし、「Outlook Mail (Preview)」となっている場合にのみ更新プログラムを適用すればいいとするアドバイスも出ている。

 Microsoftでは新しいメールアプリの使用を推奨しているが、現在もWindows Live Mail 2012を使用しているユーザーは少なくないとのことだ。

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