マネーフォワード、交通系電子マネーの利用履歴が取得可能な無料アプリ発表

2015年11月21日 05:56

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「ICカードリーダー by マネーフォワード」アプリの画面イメージ(マネーフォワード発表資料より)

「ICカードリーダー by マネーフォワード」アプリの画面イメージ(マネーフォワード発表資料より)[写真拡大]

 マネーフォワードは20日、SUICAやPASMOなど交通系ICカードをスマートフォンにタッチして、残高や利用履歴を取得できるアプリの提供を開始したと発表した。アプリ名は「ICカードリーダー by マネーフォワード」で、対応機種はAndroid 4.0.3以降搭載のスマートフォン。

 同アプリは、全国46種類の交通系ICカードに対応し、すべての機能を無料で利用できる。

 交通系ICカードから取得したデータは、同社が提供するサービスと連携できる。サービスには、自動家計簿・資産管理サービス「マネーフォワード」、12月初旬に提供開始予定のクラウド型経費精算・経費管理サービス「MFクラウド経費」(β版)などがある。同社によると、現在、電車やバスなど公共交通機関での移動では、75%がSUICAやPASMOなど交通系ICカードを利用しているという。

 今回提供するアプリでは、WEBで利用履歴が確認できない交通系ICカードも、スマートフォンにタッチするだけで履歴を取得できるようにした。これにより、同社のサービスに自動で記録でき、いつでも残高確認が可能となる。さらに、12月初旬に提供開始予定の新サービスとの連携すると、経費精算や会計処理が簡単になるという。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

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