長征二号丁ロケット、地球観測衛星「天絵一号03星」の打ち上げに成功

2015年10月27日 14:00

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記事提供元:sorae.jp

長征二号丁ロケット、地球観測衛星「天絵一号03星」の打ち上げに成功(Image Credit: 中央政府门户网站)

長征二号丁ロケット、地球観測衛星「天絵一号03星」の打ち上げに成功(Image Credit: 中央政府门户网站)[写真拡大]

 中華人民共和国(中国)は2015年10月26日の15時10分(現地時間)、酒泉衛星発射センターから、地球観測衛星「天絵一号03星」を搭載した長征二号丁ロケットの打ち上げに成功した。

 米国のレーダーも、近地点高度488km、遠地点高度496km、軌道傾斜角97.35度の軌道に衛星を探知しており、打ち上げ成功が裏付けられている。

 天絵一号は光学センサーを使って地表を撮影する衛星で、立体的な地図の作成や科学的な試験、資源調査、農作物の管理、災害防止などの分野に役立てられるとしている。立体撮影をするため、分解能はやや低く、最高5mほどだとされる。製造は中国航天科技集団公司などが担当した。

 天絵一号の1号機は2010年、2号機は2012年に打ち上げられており、今回で3機目となった。

■我国成功发射天绘一号03星_滚动_新闻_中国政府网
http://www.gov.cn/xinwen/2015-10/26/content_2953932.htm

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