高さ20kmのタワー上に宇宙港を設けるプラン、カナダ企業が特許を取得

2015年8月19日 14:48

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記事提供元:スラド

maia 曰く、 カナダの宇宙・防衛企業Thoth Technologyが「space elevator(宇宙エレベータ)」の米国特許を取得した(AFPの記事公式サイトの記事)。

 実際には20kmの高さの自立式タワーを建設し、屋上のプラットフォームを発射台、着陸台に利用するというもの。エレベータの詳細不明だが、とにかく電気式。ロケットは垂直離着陸式で、燃料補給で再利用を想定。この高さなので、燃料は30%節約できるという。

 クラークの3001年の構想を小さくした感じだが、問題は経済的に引き合うかどうかだろう。

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