【今日の言葉】株利回り1.47%と国債の4.3倍

2015年2月26日 14:32

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

■業績に安心、3月の配当&優待狙い活発化

 マーケットでは、2月期の配当取りが終わり、次は、3月期の配当及び株主優待の権利取りに関心が移っています。

 配当取りで困るのは、配当権利落後の株価が配当金分を上回る大きな下げとなることですが、足元では企業々績の好調にGDPの回復が加わってきたことから、配当権利取りに対する安心感が急速に強まっています。

 とくに、最近は大手企業中心に増配に進む企業が数多くみられます。結果、東証1部全銘柄平均の利回りは1.47%と10年国債利回り0.335%を実に4.3倍も上回る水準となっています。

 庶民にとって土地、国債、金、原油など投資対象が数少ない中で、換金性に優れ情報公開も整備され、しかも、好利回りの株式は魅力ある投資対象といえます。

 NISAのポスターも一新され個人投資家の株式選好はいっそう高まりそうです。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【業績でみる株価】アビストの15年9月期は5期連続で最高を更新見通し、中期展望も明るく、株価割安(2015/02/12)
【中期経営計画と株価】不二越は積極的な海外展開で業績拡大、前11月期は7期ぶり最高益更新、PER割安(2015/02/12)
ジオネクストの業績様変わり、今期売上10倍、黒字転換、再生可能エネルギーなど新事業が本格化(2015/02/11)
【狙い場・買い場】日本プリメックスは今期2ケタ増益、利回り3.2%に妙味(2015/02/10)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事