【今日の言葉】ギリシャ選挙終了は相場にどう影響するか

2015年1月26日 11:21

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

25日に投票が行われた選挙では、『緊縮財政に反対する党』が勝利した。これによって、ユーロ圏(19カ国)で何が起きるか気になる。

25日に投票が行われた選挙では、『緊縮財政に反対する党』が勝利した。これによって、ユーロ圏(19カ国)で何が起きるか気になる。[写真拡大]

 25日に投票が行われた選挙では、『緊縮財政に反対する党』が勝利した。これによって、ユーロ圏(19カ国)で何が起きるか気になる。

 当然、ギリシャの新政権は、厳しい財政規律の見直しや債務の減免を要求することだろう。一方、戦争のないヨーロパを目指して創られたユーロ圏を維持するためにはユーロ諸国はギリシャの要求を飲まざるを得ない。

 予想されるコースとしては、ギリシャに一定期間の余裕を与え、ギリシャが財政再建に取り組む姿勢の本気度、債務減免の規模などに対す新政権の姿勢を見守ることになるのではないか。

 欧州中央銀行(ECB)も量的緩和に踏み切り、財政規律の道より成長の道を選んだ。この点においては、欧州の経済回復と歩調をあわせギリシャの経済回復に賭けることになるのではなかろうか。

 相場の頭を押さえていたECBの金融政策とギリシャの選挙が終わったことで世界のマーケットは明るい展開に移るものとみられる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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