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【今日の言葉】世界の車12億台が燃料電池車に置き換わったらどうなる
原油価格が下落している中で、トヨタの燃料電池車『MIRAI』の出足が好調のようだ。今年、首相官邸を始め経産省、国交省、環境省、トヨタの地元・愛知県などでの導入が報道されている。[写真拡大]
原油価格が下落している中で、トヨタ <7203> の燃料電池車『MIRAI』の出足が好調のようだ。今年、首相官邸を始め経産省、国交省、環境省、トヨタの地元・愛知県などでの導入が報道されている。
昨年12月15日に売り出して1カ月で約1500台の受注に達しているという。
ガソリン価格が下がれば、敢えて高額の燃料電池車を求める必要はないが、今や地球環境問題が脱ガソリンを急がせている。日本の車両保有台数は推計7600万台ていど、世界全体では12億台ていどとみられている。
将来、これらが全て水素を燃料とする燃料電池車に置き換わったらどうなるか。
先頃、中国が国際会議に備え車使用を規制したら北京の空気が様変わりに澄んだことが示すように地球上の空気はCO2の少ない綺麗なものとなるだろう。
また、日本だけでも推定年間6000万キロリットルのガソリン消費が必要なくなり、世界全体ではさらに大きい数字となってくる。まさに、産油国にとっては死活問題である。原油相場下落によって脱原油を阻止しようという試みがあっても当然と思えるが、しかし、新しい時代に向かって歯車は動き始めた。
トヨタは燃料電池車の特許全面公開を公表している。世界の国すべてで燃料電池車が走る時代はそう遠くないのではなかろうか。その時のトヨタ自動車の株価は恐らく、単位が「万円」へ変わっていることだろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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