太陽系外惑星Kepler-93bは地球に似た環境を備えているかも

2015年1月7日 12:42

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 地球と似た環境の惑星を発見することは、宇宙観測の1つのトピックとなっている。今までも「地球と似たサイズ」の惑星は発見されているが、それらが地球と似た環境を備えているとは限らない。しかし、昨年発見された、地球の1.5倍という直径を持つ太陽系外惑星Kepler-93bは、その組成も地球に非常に近い可能性があるという(Ars Technica)。

 Kepler-93bは恒星Kepler-93を周回する惑星で、公転周期は約4.7日。表面には水が存在する可能性もあるという。もちろんこれは観測結果から推測されたもので、実際にどうなっているかは分からないが、このような天体の存在は地球のような惑星が宇宙にほかに存在するかどうかを考えるための基礎になるという。

 なお、Kepler-93の地球からの距離は315光年とのことで、人類が直接ここに到達することは現代の技術では難しい。

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