Windows 10はシステム要件を引き上げるべきか

2014年10月4日 20:00

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記事提供元:スラド

先日提供が開始されたWindows 10 Technical Previewでは、システム要件Windows 8/8.1とほぼ同様のものになっており、64ビット版ではインストールに必要なディスク空き容量が減少している。Windowsの基本的なシステム要件はWindows 7から変わっておらず、32ビット版に関していえばWindows Vista(Home Premium以上)から変わっていないことになる(HotHardwareの記事本家/.)。

Windows 10 Technical Previewのシステム要件は、CPUが1GHz以上、メモリーは32ビット版が1GB、64ビット版が2GB、DirectX 9対応でWDDMドライバー付きのグラフィックスカード、16GB以上のハードディスク空き容量、Microsoftアカウントとインターネットアクセスとなっている。32ビット版のシステム要件と比較すると、現在の平均的なスマートフォンの方が高性能といえる。

HotHardwareの記事では、Microsoftが古いOSや古いシステムのサポートを続けるべきとする意見について、旧製品を短期間で終息させようとした時にこそMicrosoft製品は大きな飛躍を遂げていることを無視していると主張。1年でパソコンが古くなり、2年で使い物にならなくなっていた時代に戻す必要はないが、32ビットプロセッサーを切り捨て、デュアルコアプロセッサーやDirectX 10をサポートするグラフィックカードをシステム要件としたらWindowsはどのように変わるだろうか。/.Jerのご意見はいかがだろう。 スラッシュドットのコメントを読む | ITセクション | ハードウェア | アップグレード | OS | Windows | IT

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