Microsoft、8月の月例更新で問題が発生していた更新プログラムのうち、1本を置き換える更新プログラムを公開

2014年8月30日 16:30

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記事提供元:スラド

Microsoftは27日、8月の月例更新でWindowsが起動しなくなるなどの問題が発生していた更新プログラム(過去記事)のうち、KB2982791を置き換えるKB2993651を公開した(TechNet Blogs - 日本のセキュリティチームの記事InfoWorldの記事本家/.)。

発生していた問題は(1)標準の場所以外にインストールされたフォントファイルの置き換えや削除ができない(2)フォントが正しくレンダリングされなくなる(3)BSODが繰り返し発生し、Windowsが起動できなくなることもある、というもの。KB2993651では(2)(3)が修正されているが、(1)はそのままのようだ。また、これまでに公開されたいくつかの更新プログラムでも発生しているようだが、インストール後にウィンドウのZオーダーが変更されるという問題が追加されている。この更新プログラムは自動更新が有効になっている場合は既にインストールされているか、数日中にインストールされるものとみられる。KB2993651をインストールすることで、KB2982791が置き換えたファイルは上書きされるため、事前にアンインストールする必要はない。ただし、MicrosoftではKB2993651をインストールする前にKB2982791をアンインストールしておくことを推奨している。

なお、KB2970228KB2975719KB2975331については引き続き調査中となっている。 スラッシュドットのコメントを読む | ITセクション | マイクロソフト | スラッシュバック | バグ | Windows | IT

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