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AppStoreのアカウントが盗まれ、開発したアプリが勝手に譲渡される事件が発生?
あるAnonymous Coward 曰く、 AppleのApp Storeには、開発したアプリを他社や他の開発者に譲渡できる機能があるそうなのだが、この機能を悪用し、不正に入手したアプリ開発者の情報を使って不正にアプリを奪うという事例が発生しているという(GameCast、ITmedia)。
この事例が特に問題なのが、譲渡機能が使われた場合アプリの登録名やURLはそのままで販売者側情報だけが書き換えられるため、ユーザー側からはアプリが奪われたことが認識しずらいという点だ。
また、今回の事件では、アプリを「盗んだ」側の手口も悪質だ。GameCastによると、このアプリを盗んだ業者は既存アプリの「偽物」を販売している業者だとのことだが、この業者は「アプリの売り上げを管理する」という、「Sales And Trends Apps」というアプリを提供していた。このアプリを利用するためには、App Storeでのコンテンツ販売やその管理を行うための「iTunes Connect」のアカウント情報を入力する必要があるとのことで、今回アプリが盗まれた開発者はこのアプリにこれらの情報を入力していたという。アプリを盗んだ業者側は、このアプリを使って開発者のアカウントを入手し、不正にアプリの譲渡を実行したと見られている。
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