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記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward 曰く、 Google Mapには、地図上にさまざまな情報をマーキングできる「Google Map Maker」を一部地域で提供しており、これを使って地図上にさまざまな情報を追加させるコンテスト「Mapathon」を開催している。2013年のMapathonはインドが対象だったのだが、これに対しインド中央捜査局(CBI)が、国の重要施設や防衛施設といった情報が地図上にマッピングされているとし、これはインド国内の法律に違反していると警告を出したそうだ(The News Reports、Slashdot)。
Googleに対して行われた予備調査の結果、防衛上重要な設備の座標データなどを所有していることが判明したという。SOIは、内務省に対してGoogleの法律違反を強調した。また、インドにおいてはカテゴリ測量やマッピングは「制限付き」で認可されており、他国の政府や民間の団体、個人がそれを行う権利は持っていないとのコメントも出ている。
一方、Google Indiaはインドの関係当局と常に緊密な連絡を取り合っており、国の規制と安全を考慮して活動しているとコメントしている。
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