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エボラ出血熱の流行が拡大中
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward 曰く、 WHOによると、致死率の高いウイルス性感染症であるエボラ出血熱(EVD)の感染が広がっているという(Infection Control Today、Slashdot)。
WHOはシエラレオネ、リベリア、ギニアでのEVDの流行を監視しているが、2014年の7月15~17日までの間にEVDと疑わしいものも含めると、67人の新規症例と19人が死亡が確認されたという。ギニアではEVDの新規感染がなくなってきているが、リベリアとシエラレオネでは、今後も流行が懸念されている。これらの国では感染症の予防と管理の不十分であり、国家レベルのリーダーシップの不足、感染者に対する低い追跡能力などが感染を広げる原因となっている。
2014年7月17日現在、EVDの感染者と見られている人の数は1,048人(7月1日の発表データでは759人が感染。そのうち死亡者数は467人)。そのうち死者の数は632人となっている。内訳はギニアが感染症例が410人でうち310人が死亡、リベリアでは同感染者196人で死者が116人、シエラレオネでは同感染者442人で206人が死亡しているそうだ。
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