ニューヨーク州、ビットコイン取引所に免許制導入へ

2014年7月23日 18:00

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、  本家でも話題になっているが、世界の金融の中心たるニューヨーク州の金融当局が、ビットコイン取引所に対する免許制度のドラフトを発表した。その名も「ビットライセンス」(毎日新聞)。

 これは、ビットコインの取引所に対して消費者保護索やマネロン対策などを義務づけるもので、Mt.Goxのようなずさんな取引所による被害を抑止しようというものである。なお、決済手段としてビットコインを受け付ける小売業などは対象外。

 ビットコイン関係者からは、ビジネスの進め方が明確になったと歓迎する向きもある一方、取引所に対する負担が重くなるとして反発する意見もあり、賛否両論に分かれている。

 ちなみにその関係者のうちの二人であり、Bitcoinの1%を保有しているとされているウィンクルボス兄弟は、ビットコインETFを申請中である。こちらも承認は間近と言われており(ちなみにシンボルはCOINになるとのこと)、ウォール街のポートフォリオにビットコインが加わるのも、時間の問題のようだ。

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