次善の策として「パスワードの使い回し」を容認するというアイデア

2014年7月17日 22:37

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 使用する「パスワードはすべて異なるものにする」というのはセキュリティの常識だが、パスワードの設定が必要となるシーンが増えてくると、サイトごとのパスワードを全て覚えておくのも非常に面倒だ。そこでこれへの対策として、次善の策として「たとえ破られたとしても損失の少ないアカウント」に対してはパスワードの使い回しを許容するという案がMicrosoftとカナダのカールトン大学の研究者らによって提案されている(ITmedia)。

 さらに、パスワード管理ソフトの使用やクラウドを使ったデータの保存についても、そのソフトやクラウドのマスターパスワードが推測されたり漏洩した場合の損害が大きいことから、注意するように警告を出している。

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