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「もっとも冷たく、もっとも輝度の低い」白色矮星が発見される
eggy 曰く、 アメリカ国立電波天文台(National Radio Astronomy Observatory)が、これまで発見された白色矮星のなかでもっとも冷たく、最も輝度の低い惑星を発見したと発表している(発表リリース、Slashdot)。
最初に、この白色矮星を周回するパルサー(PSRJ222-0137と名付けられた)が発見された。その後、このパルサーは1秒間に30回以上も回転し、中性子星である伴星と重力で結びついており、互いに2.45日かけて周回することが分かったとのこと。その後2年間の観測を経て、地球からの距離と位置を特定することに成功した。みずがめ座の方向のおよそ900光年先にあるとのこと。また、白色矮星の年齢はおよそ110億歳ほどで、重力は太陽の1.05倍、パルサーは1.2倍であるという。
こうした情報が揃えば、赤外線で白色矮星を観測することができるはずなのだが、SOAR望遠鏡やケック望遠鏡をもってしてもその姿をみることができなかったという。そのことから、「それは極めて冷たいはずである」と推測できるといい、その温度は2,700℃くらいだという。そして、それほど冷たい星なら、その大部分は結晶化した炭素、つまりダイヤモンドのような物質でできているだろうともされている。
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