VRを使った「クリィミーマミ」との握手会が開催される

2014年4月14日 18:58

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 アニメ「魔法の天使クリィミーマミ」の主人公、魔法少女クリィミーマミと握手できるというイベントが4月12日に開催されていたそうだ(ASCII.jp)。

 このイベントでは、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)「Oculus Rift」とフィードバック機構を備えた3Dコントローラデバイス「Novint Falcon」を利用し、あたかも本当にクリィミーマミと握手しているかのような仮想現実(VR)を提供していたという。

 Oculus Riftは先日その開発会社がFacebookに買収されたことでも話題になったHMDで、内部にジャイロ/加速度/地磁気センサーが内蔵されており、装着した人の頭の動きをトラッキングできるようになっている。また、Novint Falconは上下左右前後に動かせる入力デバイスで、操作者に対し任意の方向に最大900gの反力を加えることができる。本来は物体などに触った感触を仮想的に提供するためのものだが、今回はこれをOculus RIftと組み合わせることで、人間の手の動きに対しリアルなフィードバックを実現できたという。手の部分はシリコン製のものを使用しているそうだ。

 このシステムは「Miku Miku Akushu」というUnityベースのもので作られているそうで、4月26、27日に幕張メッセにて行われるniconicoのお祭り「ニコニコ超会議3」にも出展するそうだ。

 ちなみに、マミの3Dモデルはキャラクターデザインを行った高田明美氏の監修を受けているとのことで、今回のシステムはアニメーションを制作したスタジオぴえろの監修も受けているとのこと。

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