ドコモ、料金プランを一新 通話定額を新設、パケット定額はデータ量上限を明示

2014年4月10日 17:57

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 先日NTTドコモが音声定額プランを導入することが報じられたが、ドコモが正式に詳細を発表した(ITmedia)。

 料金プランを刷新する形での発表となり、新しい料金プランでは「カケホーダイプラン」および「データプラン」、「デバイスプラス」という3つの基本プランから1つを選択する形となる。

 カケホーダイプランはスマートフォンの場合月額2,700円、従来型携帯電話の場合月額2,200円。データプランはスマートフォン/タブレットの場合月額1,700円、データカードやルーターの場合月額1,200円。デバイスプラスはフォトパネルなどのデバイス向けで、月額500円(すべて税別、2年間の定期契約の場合)。また、定期契約無しの場合、プランにもよるがそれぞれ1.5倍~2.25倍程度の料金になる。

 新しい料金表ではこれにパケット割り引きパックなどを加える形になっているのだが、気になるのが従来の「パケット定額」にあたるものが無くなっている点だ。これに変わるものとして、利用可能データ量が2GBまでの「データSパック」(月額3,500円)と5GBまでの「データMパック」(月額5,000円)が提供される。利用可能なデータ量を超えた場合、通信速度が最大128kbpsに制限される「リミットモード」になる。この制限を回避したい場合、超過分に対し従量課金が行われる「スピードモード」オプションか、1GB単位でデータ量を追加できるオプションを選択することになる。

 これに加え、家族でデータ量をシェアする「シェアパック」も提供されるほか、利用年数に応じた割り引きも提供される。

 ざっと見た感じではいままで以上に複雑な料金プランになっているように見える。また、「パケット定額」という表現をなくした点も興味深い。

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