インターネットは無神論者を増やす?

2014年4月8日 12:02

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記事提供元:スラド

taraiok 曰く、 米国での調査によると、インターネット利用者の増加によって宗教に対する興味が減る傾向があるという(MIT Technology Review本家/.)。

 1990年の調査では無宗教の人が米国人口の約8%であったのに対し、2010年の調査では人口の約18%が宗教に関心を示さなくなっているという。Franklin W. Olin College of Engineeringの計算機科学者Allen Downey氏は、ここ20年間でのインターネット利用増加が宗教地位の大幅な低下をもたらし、無神論者を増やしたと推測している。

 同氏は宗教的な所属や養育環境による影響力が、インターネット利用の増加により低下したのだとみている。もっとも別の統計学者によれば、Allen Downey氏の研究は相関関係による推測であり、宗教とインターネットに対する因果関係を意味するとは限らないとも指摘している。

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