サマータイム開始直後の月曜は心臓発作が増える

2014年4月2日 15:49

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 サマータイム開始直後の月曜は心臓発作が25%増え、サマータイム終了直後の火曜には21%減るとの統計が発表された(Reutersslashdot)。

 この調査では4年に渡り米ミシガン州の病院でサマータイム導入前後の心臓発作の発生件数の統計を取ったとのこと。心臓発作の発生は月曜日が1番多いことが分かっており、新しい週が始まることのストレスおよびそれに伴う睡眠サイクルの変化が関わっているとされている。

 米国でのサマータイムは3月の第2日曜日の午前2時から開始となっており、睡眠時間が1時間削られる。サマータイム開始直後の心臓発作増加には通常の月曜日のストレスに加えてこの1時間の睡眠不足が影響していると考えられるという。逆にサマータイム終了時には1時間余分の睡眠を確保できるため、心臓発作も減るとのことだ。

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