関連記事
「PCMのハイレゾ音源」は「44.1kHz/24bit以上」に
近年、CDで採用されている44.1kHz/16bitを上回るサンプリング周波数/量子化ビット数を採用したデジタル音源が流通し始めており、これらは「ハイレゾ音源」などと言われている。しかし、「ハイレゾ」は単に「高解像度」という意味しかなく、「ハイレゾ音源」に関して細かい定義はなかった。そこで電子情報技術産業協会(JEITA)が、新たに「PCM音源におけるハイレゾの呼称」の定義を発表することとなった(Phile-Web)。
これによると、「ハイレゾオーディオ」の定義は、「CDスペックを超えるデジタルオーディオ」だそうで、具体的には以下のような条件を満たす必要がある。
サンプリング周波数が44.1kHz以上、量子化ビット数が16bit以上
サンプリング周波数が44.1kHzもしくは48kHzの場合、量子化ビット数が16bitを超えている
量子化ビット数が16bitの場合、サンプリング周波数が48kHzを超えている たとえば48kHz/16bitはハイレゾではないが、44.1kHz/24bitはハイレゾに該当する。また、DSD形式についてはサンプリング周波数が2.8MHz以上のものについてハイレゾという認識が一般的であるとのことで、こちらについての定義はされていない。
スラッシュドットのコメントを読む | 音楽
関連ストーリー:
バッファローが高級オーディオ分野に進出 2014年02月22日
ソニー、実売7万円を超えるウォークマン新モデルを発表 2013年09月26日
高音質をうたう新たな「CDのようなもの」、プラチナSHM 2013年08月14日
SME、高音質CD「Blu-spec CD」を開発 2008年11月05日
※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク