デンソー、シャープに25億円出資

　デンソーは18日、シャープとの間で、車載機器技術に家電の先端技術をユーザー志向で融合させることにより、両社で車の快適性、安全性、利便性を向上させる新たな価値創造を目指した協業を推進することについて合意したと発表した。また、同時に、両社の信頼関係を構築し、同協業をより確実に推進するため、デンソーがシャープの発行する株式を引き受ける旨を内容とした株式引受契約を締結した。シャープへの出資額は25億円の予定。

　協業のテーマについては、主として車における乗員および車室内の快適性の創造や、家や家電との協調を始めとする技術開発・商品化等を想定しているが、具体的な内容については今後両社で協議を進めていくという。